皆さん、こんにちはキヨコです。
今日は私のエア切れの話、長くモルディブで潜っていた私、覚えてる限り今まで二度エア切れの経験があります。
1回目はリゾートで働いてた頃、お客様のビデオ撮影をしていました。
マンタポイントでお客様には岩につかまってもらいじっとしていてもらって、私は右左、後ろ前、上下、いろんな角度からお客様とマンタが入るように撮影、流れもあり、後半特にマンタがどんどん出てくるので、もう少し、と思っているうちにエアが急にすいにくくなり、エアゲージ見るとほぼゼロ! やばいやばい
お客様は外国人で、ボブ(仮名)じっとしてるからさすがにエアは残っていて、まだ70ほどあるから上がらないという、まだモルディブに来てそんなに立ってない私、お客様より早くエアがなくなるなんて、恥ずかしくて言えないという気持ちがあったので、ボブには先に上がると伝えて
そのままお客様を確認しながら浮上、途中からほぼエア無しの緊急浮上状態でしたが。(あれって結構苦しいのよ、うーとか言ってられない、言った気がするけど、水面でうーって言ってなかったら肺破裂してるかなぁとか心配になった。)
水面から水中の様子を見ながらボブが上がってくるのを待ってました。ボブはエアがなくなる前に自分で上がってきて、先に上がっちゃったけどどうしたの?と聞かれたが、恥ずかしいので、ちょー苦しかったし、肺大丈夫かなと思ったけど言わなかった。
今だったら言えるけど。というかそうならないように潜れるし~今なら、たぶん。ボブがダイビング上手でよかったよ~たぶんそんな名前じゃなかったと思うけど。
2回目はサファリで、チェックダイビングの時、潜行の時から、なんかタンクが軽くて、ガイドのくせに潜行がすごくしづらく、ヘッドファーストで潜行していったのです。
水中でもずっと体が浮き気味で、最近太ったからかなぁ、ウエイト付け忘れてないよなぁ、とか疑問に思いながらもガイドしてました。
どんどん深く先行していって、30m手前くらいになった時にやっぱり空気がすいにくい気がしてバルブちゃんと開けてなかったのかなと、バルブに後ろから手を伸ばし、開けてみても空気は吸いにくいまま、(最初からゲージ見ろ!)そしてエアゲージを見ると、
あれっ残圧20、ハイそうです、エア確認し忘れてました。
どう計算してもダイビング終了まではエアは持たないのだけど、運よくリピーターのお客様が多く皆さん上手なダイバーなので、自分だけちょっとづつ浅めにダイビングしつつ、エアをこころよくくれるお客様を何人か選び、そろそろエアがやばいなという頃に、こっちをたまたま見てくれた、ダイビングも上手でよく知っているお客様に、手招きで、ちょっとちょっと、と呼び、怪訝な顔で近づいてきたYさんにエア無いからエアちょーだい
と合図し、エアゲージを見せて、他のお客様には別のガイドについていくように指示しYさんと浮上。
水面でYさんにエア無くなっちゃったからタンク変えて戻るから、すぐ下に見えるグループに戻っててと伝え、自分はタンクを変えてすぐに合流、無事その時のチェックダイブを終わらせました。
終わった後、他のお客様はまさかキヨコさんがエア切れになると思わないから、Yさんがエア切れだと思ってたと言っていました。
いいえ、ガイドでもこのようにエア切れになる事も稀にあるんです。一人お客様残したらまずいでしょう、とか、水面から水中に一人で戻していいのかとか、ご意見もあると思いますが、本人エア無い状況で判断でしたので、こんな感じです。
いつまでもあると思うなエアとキック力!! です。
足がつりやすくなりました最近......
とりあえず両方とも運よく事なきを得ました。
皆さんも、不注意や点検忘れ、そしていつもと違う状況下でのダイビングでエア切れになる事もある,と思っていてくださいね、なので絶対一人では潜らずバディの近く、ガイドの近く、同じグループの人の近くにいてください。
そしてエアは頻繁に確認して、BKSの場合は100切ったらそれ以上深くいかず、50、流れのある時は70でガイドに教えてください。
早くエアが無くなっても恥ずかしいことではありません、もちろんいつもエアの消費の早い人は消費を少なくする努力は必要なので、それはいろいろ聞いてやってみてください。
でもエアが少なくなったのを隠されるのが一番危ないので、ちゃんと教えてくださいね。
ではまた次回
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