皆さんこんにちは、きよこです。
私事ですが
2か月前に目の瞼裂班の手術をしました。手術時間は5分ほどですが。
白目にイボのような脂肪の塊のような盛り上がりが
できちゃう目の病気です。
目の充血や目の渇きゴロゴロするなどの症状が出てきます。
イボが大きくなると見た目も良くないです。
コンタクトや老化等の原因もありますが、
一番の原因は紫外線といわれているようです。
そう考えると若いころサングラスをかけませんでした、面倒だからという理由です。
そしてモルディブに行ってからもほとんどサングラスはかけずで生活してたんですね~
今考えると信じられないです。
母親にあんたは目が弱いから気をつけなさいよ
と言われていたんですけど、今のように情報があちこちにある時代でもなかったので、
こうなってみて、サングラスしておけば良かったなと思います。
両目にできてるのでまた次回もう片方の目の手術します。
暑い夏でも太陽ガンガン出てても、日本の皆さん通常の生活ではあまりサングラスを
してない気がします。
ぜひUVカット100%のサングラスをしてください、
あるいは帽子をかぶる等紫外線には気を付けて。
前置きが長くなりましたが、
ヒヤッとした話ですね、良くお客様から聞かれるんです。
経験が浅い時期の事が多いですが
たくさんありますので、できるだけ思い出して、
書いていこうと思います。
今日はちょっと助けるタイミングが遅れてたら、
自分も客様も大変な事になっていたのではという
話。
サファリを始めてまだ日が浅い頃、エンブドゥケーブに潜りに行きました。
確か2本目で客様は少なかったと記憶しています。
その頃はまだレベルでお客様の選別を厳しくしていなかったので、
初心者と思えるようなお客様も受け入れていました。
その一人のお客様潜行があまり上手ではなく、いつもちょっと潜ると
ふわーっと浮いていってしまいます。
私としては危険ではないスピードで流れもない安全な状況で
ダイビングの最初に浮いていってしまうお客様は
できるだけ手助けせず、見守りながら、
自分で降りてきていただくスタンスを取っていました。
その日もそのお客様は10m近くまで潜行してきたのにも関わらず徐々に浮いていってました。
よくみると目をつぶって耳抜きを頑張っています
きっと耳抜きのために大きく息を吸いすぎて浮いてるのでしょう。
水中ベルをかなり鳴らして、ジェスチャーで息はいて、
BCの空気抜いてと伝えてるんですが。
全く気が付く様子もなく、ゆっく~~り上がっていきます。
上に上がるまで気が付かないかなと思ってみてた時、
遠くからドーニのエンジン音が!!
お客様は全く船の音に気が付かず、耳抜き夢中。
いやいや、ダイビングボートもあるし、エントリーしてすぐだし、
真上を通ることはないだろうと考えていました。
心配なので、自分も少し浮上しながらそのお客様の近くに
移動し水中から水面を確認
えっ!!もう目で見えるところにドーニの先端がある!
ひぇーーーーー。このまま来ると、
どう計算しても、お客様が浮上した真上に来る。
ギャー!やばいやばい、と私も急浮上でお客様のBCDをつかんだ所がほぼ水面、お客様の頭のてっぺんは水面すれすれ、
ドーニの先端は目の前!!! うわうわうわ
覚えてないけど、何かを大声で叫びながら、
お客様のBCDをつかんだ所にドーニの先端が~~~~!
自分のロングフィンでドーニの底を蹴った所で片フィンが脱げて
下に落ちていきます、そのあとは素足で、通り過ぎていくドーニの底をを数回蹴り、その反動でなんとかドーニの半分以上が過ぎたあたりでお客様と一緒に数メートル沈んで最悪の事態を回避することができました。スクリューは頭をかすめて行きました。
心臓バクバクです、
そのまま浮上しましたが、お客様は何があったか全くわかっていない様子、
そして
通り過ぎたドーニは、あろうことか自分のダイビングドーニ!!
さすがにちょ~ドーニに怒りました。
もちろんお客様にも、いろいろ注意しましたよ、死ぬところでしたから。
今でも水中から水面を見た時のドーニの先端が水を切って近づいて
来る様子を思い出せます。
これも一つの原因かもしれませんが、私は動くスクリュー恐怖症。
とにかくスクリューには気を付けてと口を酸っぱくして言ってました。
後々は自分もサファリに慣れてきて、スタッフにもあらかじめ
エントリー後すぐにスクリューをまわして動いてはいけない等の注意をしています。
あの頃はドーニのスピードもすごく遅かったので助かったのではと思います。
スピードボートじゃなくて良かった~生きててよかった~
そんな衝撃的な事件ですがお客様の名前はすっかり忘れました。
そして他のお客様はどうしてたんだろうという事も思い出せません。すいません
皆さん、
潜行時いろんな危険が周りにあります、少し前に書きましたが。
周りよく見てください、浮かないように、目をつぶらないように、
耳抜きは少ない空気でできるように練習してください。
何度も言いますが。
だからと言ってウエイト重くすると違う危険が待ってますので、それは止めて
余裕をもって潜るためにはどんどんサファリに来て、
スキルアップを意識して潜ってくださいね~
私その頃すでに5000本近く潜っていますが、
まだまだだと思ったので、自分が上手いと思ったら成長が止まってしまうので、
何本潜っても、自分のダイビングを見直してさらに上手になってもらいたいです。
もちろんサファリはBKS!ちと宣伝
という事でまた次回
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